2013年5月25日土曜日

電車内のマナー

電車内での携帯電話の通話はマナー違反となっています。
理由は、他のお客様に迷惑がかかるからです。
隣で通話されるとうるさいので迷惑がかかるという事なのでしょう。
私自身も、その既成概念に洗脳され、電車内で平気で通話している人を見ると、なんとなく軽蔑視していました。
電車内では静かにしなければならない、ただなんとなくそう思っていたのです。

先日、とある新幹線車内で、数名のグループが楽しそうに宴会を始めました。
座席シートを回転させ、6名での楽しい旅行のようです。
皆ビールを飲み楽しそうに会話しています。
売り子が通るたびに、飛ぶようにビールが売れていきます。
宴会はどんどんエスカレートし、皆顔は真っ赤です、車両内には大声が響き渡り、他の乗客全員が、彼らの会話を聞きたくなくても聞こえてくるので、黙って聞いています。
寝ている人も勿論いましたが、しかしこれは明らかに携帯電話の通話よりも迷惑です。
何故これは許されて、電話はダメなのでしょうか。

在来線でも、宴会までは無いにしても、こんな光景はよく目にします。
特に終電近くともなると、数名のグループが大声で会話していますが、誰も注意なんてしませんし、逆にどんどん喋っても良い事になっています。
そう考えると会話の相手がそこに居る場合は許されて、そこに居ない場合はマナー違反という事になります。
これは明らかに変です。
鉄道各社はこの件について、再度検討し直す必要があるのではないでしょうか。